2019年 大会要項


2019年6月10日掲載

2019年7月9日修正

 

青字は2018年大会からの変更点、または、特記事項

赤字は前回修正日からの変更点

1. 開催趣旨

このコンテストは、GPSおよびQZSS(準天頂衛星システムを利用する研究者や技術者の相互交流、ならびに大学や高等専門学校等の学生に対する衛星測位に関する基礎技術の修得機会の提供及び技術交流を目的として開催する。

2. 競技概要

衛星測位しながら自律走行するロボットカーで競技する。以下の競技を行う。

  • ダブルパイロンREIWA
    4つのパイロン(メインパイロン2つ・サブパイロン2つ)
    を周回することにより得られるポイントを競う。メインパイロンを半周以上した上で、センターサークル内に停止してアピールするとボーナスポイントが加算される。

希望者は「参加申込み」ページより、2019年10月26日(土)までに申し込むこと。

※競技の見学のみも大歓迎です!(見学のみは申し込み不要)

3. 競技日時/会場

3.1. 競技日時

 2019年11月3日(日) 13:00~16:30(参加チーム数によっては開始時刻が前倒しになることがある)

 

3.2. 競技会場

 東京海洋大学越中島キャンパス 第2グラウンド

 

3.3. 当日スケジュール

 10:00〜12:50 エントリー受付

  ・車検、写真撮影、走行順番の決定

  ・開会式までは会場を利用して試走可能

 13:00〜13:20 開会式

 13:30〜15:30 競技

  ・ダブルパイロンREIWA(1チーム競技時間3分)

 15:30〜16:00 バッファタイム

  ・希望者は、再走も可能

 16:10〜16:30 閉会式

会場の様子(第2グラウンド)

4. ダブルパイロンREIWA ルール

4つのパイロン(メインパイロン2つ・サブパイロン2つ)を周回することにより得られるポイントを競う。

 

4.1. 参加資格

競技規定に合致するロボットカーを作成することができ、当日、競技に参加できる個人または団体。所属学校組織や企業の別を問わない。一般個人や小中学生の参加も歓迎する。

 

4.2. ロボットカーのハードウェアレギュレーション

≪ロボットカーの動力≫

原則として電動とする。

≪ロボットカーの航法センサー≫

・主な航法センサーとしてGPS受信機を搭載し、制御プログラムに従い、自律的に走行するものであること。使用するGPS受信機やマイコンは、一般に市販されている製品を利用することが望ましいが、特に制限しない。ただし競技者に当日ヒアリングし、GPS受信機の情報提供してもらう予定。

東京海洋大学に設置されている基準局のRTK補強情報を配信する。競技者は自由に利用してよい。詳細は大会事務局に問い合わせること。

・GPS受信機以外に使用してよいセンサーは、ジャイロセンサー・地磁気センサーのみとする。ただし、本コンテストの趣旨に逸脱しない範囲であれば他のセンサーを許可することがあるので、大会事務局に問い合わせること。

・競技中の遠隔操作は不可とし、すべての自律制御部(ハードウェア/ソフトウェアともに)がロボットカーに搭載されていなければならない。ただし、ロボットカーの状態をモニタリングするために外部への通信を行うことはできる(この場合、遠隔操作をしていないことを主審に対して説明できること)。

≪ロボットカーの寸法≫

次のいずれかを満たすこと。

1.競技中の姿勢での高さが400mm以下,幅が500mm以下,奥行きが500mm以下であること

2.ロボットを分解して鞄に入れて運ぶ際、鞄のサイズの3辺の合計が115cm以内でかつ55cm×40cm×25cm以内(鞄については各競技者が用意する。なお、このサイズは、国内線航空機内(100席以上)に持ち込みできる大きさを参考にしている。)

≪ロボットカーの重量≫

合計で9kg以下であること。これには自律走行に必要なすべての機器の重量が含まれるが、セットアップ時のみ接続して競技中は取り外す機器(ノートパソコンやバッテリー充電器等)は除く。

≪補足≫

競技場を壊したり、人を傷つけたりする恐れのあるロボットカー等については、大会事務局の判断で、走行を認めない。2015年大会では参加可能だったドローンは、改正航空法により本大会では不可とする。

 

4.3. 競技場

≪パイロン≫

パイロンはメインパイロン2つと、サブパイロン2つの、計4つとする。メインパイロンの間隔は20m程度とする。サブパイロンは2つのメインパイロンを結ぶ直線上で、メインパイロンから内側に1m離れた位置に配置される。正確な座標値は、大会当日に発表する。パイロンはカラーコーンを予定している。パイロンに衝突しても失格にはならないが、ロボットカーはこれを回避することが望ましい。ロボットカーの衝突等によりパイロンが移動した場合でも、それらの元の位置で走行するものとする。

≪スタート地点≫

2つのメインパイロンを結ぶ直線の真ん中の点上とする。正確な座標値は、大会当日に発表する。

≪センターサークル≫

スタート地点を中心とする半径2mの円。グラウンドの状況によっては描かれない場合もある。

 

4.4. 競技の流れ

主審より準備の指示を受けたら、競技者はロボットカーをスタート地点に置くこと。スタート地点におけるロボットカーの向きは任意である。競技者は準備ができたらスタートできることを主審に伝える。

≪競技時間≫

競技時間は、3分とする。主審がスタートの宣言をしたら、タイムキーパーは競技時間の計測を開始する。競技時間内であれば、何度でも競技を行う事ができる。ただし、参加台数によっては、競技時間を短くしたり、複数回の試技を認めたりする場合もある。

≪走行ルール≫

  • ロボットカーは、自律走行によりメインパイロンを∞の様に回ること。∞の周り方はどちらでも構わない。メインパイロンを半周するとメインパイロン周回ポイントが加算される。
  • ロボットカーが、メインパイロンを半周した後、メインパイロン間を結ぶ中心線を通過した場合、中心線通過ポイントが加算される。ただし、メインパイロンとセットとなるサブパイロンとの間を通過した場合はREIWAポイントが加算される。REIWAポイントの獲得を目指すこと自体は必須ではない。
  • ロボットカーが、メインパイロン周回ポイントを獲得した上で、競技時間内にセンターサークル内(外周の線に触れていればよい)に停止してアピールするとボーナスポイントが加算される(競技時間内にアピールが開始されればよい)。ただし、停止してアピールした時点で、競技は終了となる(競技時間が残っていても以降の得点は認めない)。ボーナスポイントの獲得を目指すこと自体は必須ではない(競技時間中に∞に回り続けるという動作でも構わない)。

4.5. リトライおよび救済措置

≪リトライ≫

競技時間内であれば、競技者は何度でもリトライを宣言することができる。リトライは、競技者が主審に対して宣言し、それを主審が認めたときに適用される。リトライが認められた場合、それまでのすべての得点が無効になる。競技者は再度ロボットカーの調整などを行う事ができるが、競技時間はリトライによってリセットされない。準備が整い次第、競技者は主審に再スタートを宣言し、主審の許可を得た後、ロボットカーを再スタートさせることができる。

≪救済措置≫

救済措置とは、ロボットカーが障害物を避ける事ができずに競技場内で立ち往生した場合に、競技者が障害物を移動させたり、ロボットカーの向きを変えたりすることができる措置を言う。競技者が主審に対して救済措置の適用を宣言し、それを主審が認めるときに適用される。救済措置が認められた場合、それまでのポイントはリセットされない。救済措置の適用は5回までとする。ロボットカーの向きを変えるのは、競技者自身がロボットカーをその場で回転させて進行方向を変えたり、パイロン等の障害物を動かしたりすることができる。パイロン等を移動したときはロボットカーの通過後にすみやかに元の場所に戻すこと。

≪競技終了≫

競技時間内であれば、競技者は競技終了の宣言をすることができる。競技者が主審に対して競技終了の適用を宣言し、それを主審が認めるときに適用される。競技終了が認められた場合、それまでに得ていた得点が適用される。再スタートはできない。

 

4.6. 加点および減点

走行競技は、メインパイロン間を正確に往復する回数と、コースを走行する速さを競い、競技終了時での合計ポイントを得点とする。競技者が主審に救済措置を申告し、ロボットカーや障害物に触れた場合は、合計ポイントから減点をする。

≪メインパイロン周回ポイント≫

メインパイロンを半周した時点で10点を加点する。2つのメインパイロンは逆回りに回ること。

≪中心線通過ポイント≫

メインパイロンを半周した後、メインパイロン間を結ぶ中心線を通過した場合、10点を加点する。

≪REIWAポイント≫

メインパイロンを半周した後、そのメインパイロンとセットとなるサブパイロンとの間を通過した場合、30点を加点する。REIWAポイントを加点した場合、中心線通過ポイントは加点されない。

≪ボーナスポイント≫

メインパイロン周回ポイントを獲得した上で、競技時間内にセンターサークル内に停止してアピールすると、50点を加点する。

≪減点≫

救済措置を適用した場合は、1回につき5点を合計ポイントから減点する。

≪スペックシート提出ポイント≫

競技開始までに大会事務局指定のスペックシートを提出すると、10点加点する。スペックシート提出ポイントは減点対象外とする。スペックシートのフォーマットは参加申込み後に大会事務局よりメールにてWORD形式にて参加者へ送付する。参加者は大会前日までにメールにて大会事務局へ送付するか、当日に大会事務局が用意した用紙に手書きして提出する。

ダウンロード
ロボットカーコンテスト_スペックシート_PDF版フォーマット
ロボットカーコンテスト_スペックシート_2019.pdf
PDFファイル 301.8 KB

4.7. 表彰

上位入賞者には記念品として以下のものを贈呈する。得点上位者より希望のものを選択できる。

 Mebius Pad(1台) アイサンテクノロジー株式会社 提供

 GNSS 2周波アンテナ(QZG12aQ)(3個) 小峰無線電機株式会社 提供

 SPRESENSE(5個) ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 提供

 

 ※参加賞 2019年産コシヒカリ 1kg 岩城農場 提供

5. 再走

全ての競技者の競技が終了した後、時間に余裕がある場合は、再走を認める。再走した場合は最も良い結果を採用する。

6. 試走会

参加者が大会会場にて実際の走行を確認するための試走会を開催する。詳細は「試走会」ページ参照。

7. 中止判断の流れ

当日の天候や会場の状況によっては、コンテストが中止される場合もある。中止の判断は、以下の流れで大会事務局が行う。

 

7.1. 中止判断の流れ

 9:00、および、12:30

  ・大会事務局で中止するか判断

  ・中止の場合は参加者に通知(電話・メール・口頭)

  ・一般向けにはWebサイト、および、Twitterで通知

 13:00~15:30

  ・競技を中止するか随時判断

 

7.2. 中止となった場合

会場わきの開発スペース(職員会館)へ移動し、参加者の交流会を行う。

 

 1.参加者プレゼンテーション(各チーム持ち時間5分~10分)

  ・ハードウェア構成とその特徴の説明

  ・走行アルゴリズムとその特徴の説明

  ・質疑応答

 2.投票(参加者+見学者+事務局)

 3.投票結果の発表

  ・上位チームには賞品を贈呈

8. その他

1.競技のルールに不備な点などが認められた場合は、追加のルール等について主審と大会事務局の合議で決める。

2.結果発表および順位の決定は、当日の競技直後に行う。